きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

盛岡競馬場の名物レース・マイルチャンピオンシップ南部杯の東京競馬場への移設が決定しました。売上は大幅に伸び、被災地への義援金も増えることになります。

緊急時なんだから、それでいいじゃないか、そうおっしゃる方も少なくないでしょう。でも、なんだか違和感がぬぐえません。競馬の伝統、レースの意義とか考えたい問題はたくさんあります。

いっそ《復興支援競馬》という位置づけをもっと明確にして、法的な措置も曖昧にせずに支援金割合を大増額するとか、国民の誰もが分かりやすい仕組みを考えたいですね。

このままだと集客期待の岩手県と売上期待のJRAの野合？そう受け取られかねない心配もあります。《競馬のための競馬》ではなく《復興のための競馬》、ここをハッキリさせるべきではないでしょうか。

それにしても、変更された開催日程をながめていると、東京、中山より新潟、小倉の開催日が多いんですね。中京競馬場が改修中で福島競馬場が被災、考えてもみなかった事態が起きてしまったのですから、止むを得ないと言えば止むを得ないのですが、もう少し工夫があっても良かったのではと思ってしまいます。

前の記事次の記事

X（旧Twitter）でシェアする

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010