きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

二階級制覇か、春秋連覇か、悲願のG1制覇か

10月4日は、古賀 史生 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は中山競馬場でスプリンターズステークス、海外では凱旋門賞が行われます。
4回中山もフィナーレとなりました。春開催につづき秋のG1シリーズ開幕を告げるスプリンターズステークスも、無観客でレースを迎えることとなりました。

土曜時点のオッズでは、グランアレグリア 2.5倍、モズスーパーフレア 3.7倍、ダノンスマッシュ 4.9倍、ダイアトニック 12.2倍、レッドアンシェル 16.2倍、ライトオンキュー 17.5倍、ミスターメロディ 23.2倍、エイティーンガール 31.8倍、クリノガウディー 33.8倍、アウィルアウェイ 45.5倍、ビアンフェ 51.9倍、メイショウグロッケ 95.9倍、ラブカンプー 116.4倍、ダイメイフジ 125.4倍、ダイメイプリンセス 173.5倍、キングハート 272.7倍 となっています。
グランアレグリア、モズスーパーフレア、ダノンスマッシュが単勝一桁台のオッズで並んでいます。

グランアレグリアにはマイルとスプリントの二階級制覇がかかります。今年春、初めて挑んだ1200の電撃戦では後方から上がり33秒1の末脚で追い込むも、ゴール前わずかに届かずでした。しかし次走の安田記念では、アーモンドアイ、インディチャンプ、ノームコアら豪華メンバーを退け優勝。最後はアーモンドアイに2馬身半差をつける圧巻のパフォーマンスで、マイル女王に輝きました。今回スプリントG1は2度目の挑戦。二階級制覇となるでしょうか。

そのグランアレグリアを高松宮記念でハナ差振り切ったのが、モズスーパーフレアです。昨年のスプリンターズステークス2着の実績がありながらも前哨戦で負けが続き、9番人気と人気を落としてのレースでした。しかし重馬場を11秒台のラップを刻み、そのまま逃げ切って優勝。史上6頭目の春秋スプリントG1制覇を狙います。

ダノンスマッシュは今回が8度目のG1挑戦になります。昨年高松宮記念、スプリンターズステークスといずれも1番人気に支持されながら僅差で破れ、今年春の高松宮記念では掲示板から外れる結果となりました。しかし前哨戦のセントウルステークスを完勝。ひと夏を越して立て直され、今回仕切り直しで迎えるG1になります。

二階級制覇か、春秋連覇か、悲願のG1制覇か、それとも割って入る馬が現れるのでしょうか。中山競馬場に新たな風物語が刻まれそうです。

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