きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

クラシック最終戦に向けて

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先週から秋の中山・中京開催が始まりました。今週は連休を利用した3日間開催。土曜日の中京で阪神ジャンプステークス(J・GIII)、日曜日の中京でローズステークス(GII)、そして、祝日・月曜日の中山ではセントライト記念(GII)が行われます。

ローズステークスとセントライト記念は、それぞれクラシック最終戦・秋華賞(GI)、菊花賞(GI)に繋がる大事なトライアル競走となり、上位3頭にはGIへの優先出走権が与えられます。

ローズステークスでは、春のクラシックでも活躍したリアアメリアやクラヴァシュドールなどと、夏の上り馬がぶつかります。
夏に古馬との対戦を制してここに臨む(株)G1レーシング様所有の2頭、セウラサーリとラインオブダンスについてコメントをいただきました。

セウラサーリ:「このレース目標に調整してきました。血統面では兄、姉がGI馬ということで、本馬もGIに挑戦できるようにいい走りを期待しています」
ラインオブダンス:「前走、勝利後このレース目標にしてきました。状態面は前走からキープしています。相手は強くなりますが良いレースができることを願っています」

またセントライト記念には、報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GII)を制したサトノフラッグ、皐月賞(GI)3着のガロアクリークといった春の実績馬に、ラジオNIKKEI賞(GIII)を快走したバビットなど、夏に成長した馬たちが挑みます。
バビットのオーナー、宮田直也様は「3連勝で臨む一戦。ずっと勝ち進んで伝説作って欲しい、という希望を胸に出走を見守りたいです」と、愛馬に託す思いをお話いただきました。

賞金に余裕がある馬を除き、各馬とも3着以内で本番への切符を手にしたい状況。それ故に、騎手の駆け引きが発生するのもレースの見どころとなりそうです。是非、道中の位置取り、直線での仕掛けのタイミングなどにも注目しつつ、レースをご覧ください!

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