きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

サマーシリーズの行方

9月12日は、秋山 稔樹 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

いよいよ今日から秋競馬のスタート。残念ながら無観客競馬の継続となりましたが、中山競馬場に競馬が戻ってきました。
また、これまで秋の開幕で中山とペアだった阪神開催は、京都競馬場の改修工事による日割りの変更で、今年は中京競馬場が中山競馬場と共に秋の開幕を飾ります。

開催週から3つの重賞が組まれており、特に日曜日に行われる京成杯オータムハンデ(GIII)とセントウルステークス(GII)は夫々、サマーマイルシリーズとサマースプリントシリーズの最終戦となっており、夏の祭典の勝者がこのレースで決まります。
※サマー2000シリーズは先週の新潟記念で終了し、ブラヴァスがチャンピオンとなりました。

サマーマイルシリーズは12ポイント以上かつ1勝が優勝の条件。現在はメイケイダイハードが11ポイントでトップに立っております。メイケイダイハードは京成杯オータムハンデに出走を予定しており、出走をすれば少なくとも1ポイントが加算されるため、12ポイント以上という優勝条件を満たします。このメイケイダイハードを追いかけるのが、3位~8位に位置しているラセット、スマイルカナ、ミッキーブリランテ、トロワゼトワル、エントシャイデン、アンドラステの6頭。スマイルカナはすでに1勝という条件を満たしておりますが、他の馬は1勝という条件を満たすためには京成杯オータムハンデの優勝が必須という状況です。
ミッキーブリランテのオーナー野田みづき様は「前走、前々走と重賞でも含めてもう少しのところまで来ています。馬も好調で何とか強い相手に善戦してサマーマイルチャンピオンになって欲しいと思っています」とサマーマイルシリーズ制覇への意気込みをお話くださいました。

サマースプリントシリーズは13ポイント以上かつ1勝が優勝の条件で、現在はレッドアンシェルが14ポイントでトップに立っています。レッドアンシェルはセントウルステークスに出走しませんが、追いかける筆頭候補で2位につけるラブカンプーが出走します。こちらも最終戦まで目が離せない状況です。

サマーシリーズの他に、土曜日の中山では牝馬クラシック・秋華賞(GI)に繋がる紫苑ステークス(GIII)も行われます。是非、秋競馬の初戦をお楽しみください。

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