きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

未来のG1馬を探そう

ようこそいらっしゃいませ。

日曜は福島競馬場でラジオNIKKEI賞、阪神競馬場でCBC賞と2つの重賞レースが行われます。
ラジオNIKKEI賞は3歳重賞、CBC賞はサマースプリントシリーズ第2戦になります。例年であればCBC賞は中京競馬場で開催されてますが、今年は京都競馬場改築、当初開催予定だった東京五輪への開催協力から7月の中京開催と9月の阪神開催を入れ替え。替わりに9月のセントウルステークスは中京競馬場で行われることになっています。

ラジオNIKKEI賞は「中山4歳ステークス」名で皐月賞前哨戦として施行され、第3回から夏に移設されたレースです。かつては日本短波賞、ラジオたんぱ賞の名称で開催され、2006年からラジオNIKKEI賞となっています。古いファンには、残念ダービーとしての印象もあるレースです。
そのラジオNIKKEI賞ですが、2018年にフィエールマンが同レース2着から菊花賞へと直行。3ヶ月半ぶりのレースを制してG1馬となり、古馬になってからも今年天皇賞(春)を連覇するなどの活躍を魅せています。2012年に安田記念を制したストロングリターンや2008年のジャパンカップ馬スクリーンヒーロー、2006年菊花賞馬ソングオブウインドも、春のクラシック出走は叶わず、ラジオNIKKEI賞を走りその後、G1馬へと成長を遂げてました。

今年のラジオNIKKEI賞には12頭が出走。パラスアテナ、グレイトオーサー、ルリアン、サクラトゥジュールが上位拮抗して人気となっています。その後G1馬へと活躍する原石を探してみたいと思います。

またイギリスではエクリプスステークスが行われ、日本からはディアドラが出走します。昨年の凱旋門賞2着のエネイブルと激突。こちらもレースが楽しみです。

×