きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2歳馬戦ピックアップ2020 vol.4

7月4日は、清水久詞 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

春のグランプリ宝塚記念が終了し、いよいよ夏本番に突入いたします。開催場も関東は、東京競馬場から福島競馬場に移り、2歳馬たちも、この夏で多くの馬が出走、勝ち上がりをし、暮れの2歳馬チャンピオン決定戦に向け始動し始めます。季節と同様に熱い戦いに期待したいですね。

それでは早速、先週の2歳馬戦を振り返りましょう。
先週のこのコーナーでは6月27日阪神の新馬戦についてピックアップしましたが、その新馬戦を優勝したのはメイショウイチヒメ。父メイショウボーラー、母メイショウマンボとどちらも松本好雄オーナーが所有した名馬でファンも多い血統です。短距離の新馬戦を制したように、走りっぷりは父のメイショウボーラーが濃く出ているかもしれません。今後の活躍にも注目が集まります。

今週の2歳馬戦で最も注目が注がれているのは7月5日(日)函館5Rの新馬戦です。アークライトはディープインパクト×ヒストリックスターという血統。姉は桜花賞を圧倒的一番人気応えて優勝し、3歳で凱旋門賞にも果敢に挑戦したハープスターです。当初は東京でのデビューを予定していましたが、馬場状態や気候を加味して函館デビューを選択しました。

また同じ日の阪神5Rではジャカランダレーンがデビューを予定。母ウリウリは重賞2勝の実績馬でウリウリの全弟は日本ダービー馬マカヒキという血統で、クラシック路線でも注目となりそうです。

開幕週の福島では、日曜日にラジオNIKKEI賞(GIII)が行われます。残念ながらクラシックへの出走が叶わなかった馬たちが秋の飛躍を誓い夏の福島に集結しました。
当協会からはバビット(馬主:宮田直也 様)、ルリアン(馬主:(有)サンデーレーシング)の2頭が出走します。2歳馬戦と共に、熱い戦いをお楽しみください!

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