きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

偉大な記録の樹立なるか!?安田記念!

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東京競馬場、5週連続GIもあっという間に、最後の安田記念となりました。今年は、無敗の2冠馬が牝馬・牡馬ともに誕生するなど記録と記憶に残る春の東京競馬場でしたが、安田記念ではどのようなドラマを見せてくれるでしょうか。

最注目馬は、前人未到の海外を含む芝のGI8勝目の記録がかかるアーモンドアイ。これまでシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカ、キタサンブラック、ジェンティルドンナが芝のGI7勝しており、これら名馬の記録を塗り替えるか、ファン、競馬サークルの注目が集まります。前走のヴィクトリアマイルでは、ルメール騎手が軽くゴーサインを出すと一気に加速し、後続を4馬身引き離す快勝。中2週ですが、東京競馬場は得意の舞台で、偉大な記録の樹立に期待が高まります。

アーモンドアイの他にもGI馬が9頭も出走する今回、ライバル筆頭は、昨年の春秋マイルGI制覇のインディチャンプでしょうか。アーモンドアイと同じ勝負服で枠番も同じ4枠の隣同士。マイル王としてアーモンドアイの記録達成を阻止したいところでしょうか。

中山馬主協会所属の(株)ダノックス様はこのレース3頭出しで挑みます。ダノンプレミアムは2歳GI以降、国内外でGIにはあと一歩の悔しい競馬。また日本ダービー2着の実績があるダノンキングリー、スプリント路線で中心になっているダノンスマッシュも、虎視眈々と初のGIタイトルを狙っています。
(株)ダノックス様より3頭に対してのコメントをいただきました。

ダノンキングリー
「惜しいレースが続いておりますが、2000mまでは最強グループに属すると思います。戸崎騎手の騎乗も良い方に出て、何とか直線勝負で抜け出すことを期待しております」

ダノンプレミアム
「前走は豪州遠征で馬場に泣かされて3着。今回、良馬場でレーン騎手の騎乗に大いに期待しております。」

ダノンスマッシュ
「前走はレーン騎手の好騎乗で見事に逃げ切り勝ちしました。今回1ハロン伸びますが、トライアルを買った勢いに期待しております。」

史上最高のメンバーが揃ったと言っても過言でない安田記念。アーモンドアイの記録樹立か、それを阻むライバル馬が現れるか、是非、ご注目ください。
また今週からは新馬戦も開始されます。オーナーにとって、新馬戦は特別なレース。夢への第一歩を、競馬ファンの皆様も一緒にご観戦いただければと思います。

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