きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2歳馬戦ピックアップ2020 vol.3 & 宝塚記念

6月27日は、寺島良 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

早いもので、今週の宝塚記念で春のGIシリーズも終了となります。今年はコロナウイルスの影響で春のクラシックや古馬のGI戦線などを、生でご覧いただけなかったのが残念ですが、様々なスポーツが興行を中止せざるを得ない中、開催を続けることができ、競馬の底力を実感した期間でもありました。

さて、先週の2歳馬戦では本コーナーでもご紹介したモンファボリが6月20(土)函館5レースで優勝。1200m戦ながら後続を5馬身突き放す圧勝で、今後の活躍が期待されます。
今週は、8つの新馬戦が組まれており、多くの2歳馬がデビューを迎えます。6月27日(土)の阪神5Rではアルーリングギフトがデビュー。母アルーリングボイス、祖母アルーリングアクト共に2歳重賞を制覇。兄や姉たちも早くから活躍しており、新馬戦向きの血統といえるでしょう。

冒頭でも触れましたが、6月28日(日)は春のグランプリGI・宝塚記念が行われます。そこで今週は2歳馬戦に加えて、宝塚記念の出走馬もご紹介いたします。
フルゲート18頭で行われるこの一戦。GI馬が8頭出走する春の締めくくりに相応しい豪華なグランプリ競走となりました。金鯱賞(GII)を勝ったサートゥルナーリア、大阪杯(GI)1着、2着のラッキーライラック、クロノジェネシスなどが人気を集めそうです。
ラッキーライラックとクロノジェネシス、そしてダンビュライトのオーナー、(有)サンデーレーシング様より各馬に関するコメントをいただきました。

ラッキーライラック
「1カ月前に帰厩して順調に調整されてきました。大阪杯からの連勝で、4つ目のGIタイトル獲得を目指します」

クロノジェネシス
「早くから宝塚記念に目標を定めて、万全の態勢が整いました。デビュー戦から手綱を握る北村友一騎手との人馬一体となったレースを楽しみにしています」

ダンビュライト
「最終追い切りでは栗東の坂路コースを絶好の動きで駆けあがりました。好走が期待できると思います」

若き駿馬たちが競う新馬戦、そして、歴戦の古馬たちが頂きを目指す宝塚記念、どちらもお見逃しのないようご覧ください!

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