きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

第161回 天皇賞(春) 楯を手にするにはどの馬か!?

ようこそいらっしゃいませ。

5月に入り、最初の週末を迎えました。今週は伝統のGⅠ、第161回天皇賞(春)が京都競馬場で行われます。第1回競走は1937年に行われました。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、天皇賞は(春)と(秋)がございますが、開催場や距離は違うものの同じ「天皇賞」という位置づけから競走回数は(春)と(秋)の通算となります。そのため、アーモンドアイが優勝した2019年の天皇賞(秋)が第160回、そして今回が第161回となります。

さて、その第161回天皇賞(春)に出走する競走馬をご紹介します。
東の前哨戦、日経賞(GII)を制したのはミッキースワロー。鞍上の横山典弘騎手は過去に3度も天皇賞(春)を制しており、今回4度目の戴冠を狙っております。
西の前哨戦、阪神大賞典(GII)を優勝して、ここに歩みを進めてきたのはユーキャンスマイル。騎乗予定だった岩田康誠騎手が先週、落馬負傷したため、今回は浜中俊騎手との新コンビで挑みます。
昨年の有馬記念から、天皇賞(春)へ直行するのは、昨年の覇者フィエールマン。「有馬記念出走後も順調に調整され、良い状態で出走できそうです。昨年と同じルメール騎手の騎乗で天皇賞(春)2連覇を期待します」と馬主の(有)サンデーレーシング様よりコメントをいただきました。
2月の東京競馬場で行われた3400mのダイヤモンドステークス(GIII)を制して、距離適性を示したのはミライヘノツバサ。馬主の三島宣彦様からは「調教師の先生から、やれることはすべてできて悔いのない調教ができたと連絡をいただきました。対戦経験のない馬が多くおりますので、相手関係がどうか、がポイントとなりそうです。期待してレースを見届けます」と愛馬への期待をお話いただきました。

この他、武豊騎手とのコンビで臨む菊花賞馬キセキや340キロほどの小さな馬体で紅一点に牡馬に挑むメロディーレーンなども注目です。

今年のゴールデンウィークは「ステイホーム」がキーワードですが、競馬は自宅でも楽しめます。是非、期待の1頭を見つけて懸命に走る競走馬にテレビの前から声援を送ってください!!

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