きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

7262頭の頂点に立つのは!?東京優駿・日本ダービー発走!

5月30日は、岩崎翼 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

先週は優駿牝馬・オークスが行われ、見事デアリングタクトが63年ぶりの無敗の牝馬2冠に輝きました。秋は史上初の無敗の牝馬3冠に挑戦することになりそうで、今から楽しみが広がります。
さて、今週はいよいよ日本ダービーです。無観客競馬での開催という点は残念ですが、日本ダービーが馬主、騎手、調教師、生産者等の競馬サークル関係者の夢である点は変わりません。そのような夢を背に18頭がターフを駆け抜けます。2017年に生産されたサラブレッドは7083頭。そして海外からの輸入したサラブレッド179頭を加えると、この世代は7262頭となります。7262頭から選ばれし、18頭の決戦、それが今年の日本ダービーです。

先週のデアリングタクトと同様に無敗で大一番に挑むのは皐月賞馬コントレイル。当初は距離の不安がありましたが、皐月賞後には鞍上の福永騎手からも不安が解消された旨のコメントもありました。2005年に父ディープインパクトが無敗での2冠を成し遂げた時と同枠の3枠5番。歴史は繰り返すのか注目です。
ライバル筆頭に挙げられるのはサリオス。皐月賞ではコントレイルとの無敗馬対決で2着に敗れ、初めての敗戦を経験しましたが、まだまだ見限れません。
皐月賞で上記2頭と合わせて「3強」とされたのはサトノフラッグ。オーナーの(株)サトミホースカンパニー様はサトノインプレッサとの2頭だしでダービーオーナーの称号を目指します。サトノフラッグについて、オーナーは「前回の皐月賞は“ここから伸びる”と思っていたところで不可解な伸びあぐねでした。今回、巻き返しでのダービー制覇を成し遂げて欲しいです」とお話くださいました。またサトノインプレッサについても「1枠1番は悪くないですね。今まで1800mまでしか使っていないので、2400mの距離が一つ課題です。矢作調教師から調子は良いと聞いていますので、人気以上の着順を期待しています」とコメントをいただきました。

日本ダービー後には、GII・目黒記念も控えている豪華なダービーデー。今年は自宅から7262頭の頂に立つ競走馬を見届けましょう!

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