きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

無観客の中で行われる中山記念

ようこそいらっしゃいませ。

2月27日午前11時に、JRAより新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月29日(土)以降、当面の間、無観客競馬での開催となり、競馬場やウインズ等での現金やUMACAでの馬券発売は行わず、電話・インターネットによる馬券発売のみとなることが発表されました。
ご来場を予定していたお客様はご注意下さい。

今週、中山競馬場では、無観客の中、第94回中山記念が行われます。2017年に大阪杯がGIに昇格し、中山記念は大阪杯のトライアルレースとして位置付けられ、優勝馬は大阪杯への優勝出走権が付与されるようになりました。
また大阪杯のみならず、香港のクイーンエリザベス2世杯に向かうステップレースとして出走する馬も多く、国内外のGI制覇を目指す馬の重要なレースとなっております。

今年は、この中山記念に9頭が出走を予定。頭数こそ少ないですが、GI馬が5頭出走するほか、昨年の日本ダービー2着のダノンキングリーなども出走し、豪華なメンバーとなりました。

昨年のエリザベス女王杯を制したラッキーライラックのオーナー、(有)サンデーレーシング様は「昨年の香港ヴァーズ以来の出走となりました。昨年は惜しい結果だったので、今回はリベンジを果たしたいところです。初コンビとなるミルコ・デムーロ騎手の手綱捌きにも期待します」と、昨年のリベンジに燃えておりました。

さらに、日本ダービー2着の実績があるダノンキングリー。オーナーの(株)ダノックス様からは「前走マイルチャンピオンシップは内に入り直線伸びを欠き、追って5着。GIで3歳馬の弱点が出ましたが、少頭数の今回力を出し切ってくれることを期待しています」とコメントをいただきました。

無観客競馬となり、競馬場での応援は難しくなりましたが、競走馬が全力で疾走する姿を是非、テレビの前で応援していただければと思います。

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