きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

令和2年 初GI フェブラリーステークス

2月22日は、河内 洋 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週はいよいよ令和2年になって最初のJRA GIフェブラリーステークスが行われます。東京競馬場のダート1600mで行われる砂の頂上決戦です。
東京競馬場のダート1600mは、スタート地点が芝のため、芝スタートへの適性や、直線で長く続く坂道を乗り切る持久力など、複合的な要素を求められるコースです。
今年はGI(JpnIを含む)馬が7頭、重賞(地方競馬含む)馬が8頭と豪華絢爛な出走メンバーとなりました。戦前の予想では、群雄割拠で抜きんでた人気馬はおらず、単勝オッズ1桁は4〜6頭くらいに分散するのではないでしょうか。

注目の出走馬をご紹介いたします。
インティ:昨年のフェブラリーステークス覇者。1年間勝利はないが、ここで復活なるか。
モズアスコット:芝のGI馬が、前走初ダートで躍動し、ダートのチャンピオンを狙います。
アルクトス:左回りの実績は十分。前走の南部杯は惜しくも2着で、取り逃したタイトルをここで獲得したいところ。
ノンコノユメ:2018年の覇者。その後、地方競馬で活躍を続け、再びこのレースの戴冠を目指して出走。

アルクトスのオーナー、山口功一郎様はフェブラリーステークスに出走するご愛馬について、「人馬ともに初のGIになります。4ヵ月の休み明けになりますが、調子はいいとのことで楽しみにしています。内枠2番を引いてしまったので前のほうで逃げ馬を見ながら競馬ができれば理想です。馬主は水曜ぐらいから既に緊張しておりますが馬はリラックスして本番を迎えられそうとのことです」と人馬で初のGIに臨む気持ちをお話いただきました。

近年、世界のダート戦線は、サウジアラビアカップや米国・ペガサスワールドカップなど、高額賞金レースとして盛り上がりを見せており、以前より施行されているドバイワールドカップやブリーダーズカップと匹敵する注目を集めています。日本のダート戦線もこれまで以上の盛り上がりを見せて欲しいと願っています。
また、土曜日にはマラソンレース・ダイヤモンドステークス(GIII)と牝馬の戦い・京都牝馬ステークス(GIII)が、日曜日には冬の小倉名物・小倉大賞典(GIII)も行われますので、フェブラリーステークスとあわせて、全4重賞競走にご注目下さい!

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