きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

クラシックに向けた戦い

1月11日は、M.デムーロ 騎手、北出 成人 調教師、竹内 正洋 調教師、谷 潔 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週は3日間開催。日曜日にはシンザン記念、月曜日にはフェアリーステークスとクラシックを目指す3歳馬たちの重賞が編成されています。

シンザン記念は、京都競馬場の芝1600mで行われます。過去の優勝馬ではアーモンドアイ、ミッキーアイル、ジェンティルドンナ、タニノギムレット、シーキングザパールなど、名馬がズラリ。またスプリンターから中長距離まで、ここを優勝してからの活躍の幅が広いのも特徴的。逆を言えば、シンザン記念で優勝した馬の距離適性を見抜くのも予想をするファンからしては面白いところであり、悩みどころでしょう。
今年の注目の出走馬は、前走の新馬戦で2着に5馬身差の圧勝となったルーツドールです。兄は菊花賞、天皇賞(春)と長距離GIを2勝し凱旋門賞にも挑んだフィエールマン。兄はディープインパクト産駒でしたが、妹のルーツドールはジャスタウェイ産駒。父が変わったことで、マイルが適距離となるかどうかが鍵でしょう。オーナーの(有)サンデーレーシング様からは「デビュー戦では、直線で楽に抜け出して2着に5馬身差をつける強さをみせてくれました。その後シンザン記念を目標に乗り込まれ、順調に調整することができました。デビュー前よりも更に動けるようになり、出走態勢は整っています。春のGIレースが楽しみになる内容を期待します」とコメントいただきました。

月曜日の中山競馬場では、フェアリーステークスが行われます。現在は芝1600mで行われておりますが、2007年までは芝1200mで行われておりました。その頃の名残があるのか、優勝馬のその後を見ていくと、短距離からマイルといったスピード勝負に長けた馬が多く見受けられます。今年もスピード馬たちの戦いになるのでしょうか。出走予定馬は、既に2勝
している馬が4頭、残り12頭は1勝馬。前走の赤松賞では、中団から力強い伸び脚で2連勝を飾ったシャインガーネットのオーナーの山口功一郎様は「2連勝で重賞に挑みます。過去2戦は僅差ながら、先頭になるとソラをつかうらしく、まだ馬自身は余裕があると聞いており、初重賞挑戦になりますが楽しみです」と愛馬に期待を寄せておりました。

クラシックに向けた戦いは既に始まっております。夢舞台への道を開くため各馬持てる力を発揮して躍動して欲しいですね。

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