きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2019.11.23 群雄割拠のジャパンカップ！

ようこそいらっしゃいませ。

先週のマイルチャンピオンシップは春のマイル王インディチャンプが制し、春秋マイルＧI統一を成し遂げました。代打騎乗の池添騎手の手腕も光りました。

今週はいよいよジャパンカップ。年内の東京競馬場開催はこれで最後となり、東京競馬の総決算となります。早速、出走予定馬を見てみましょう。
春のＧI戦線や秋の天皇賞などの勝ち馬が不在のなか行われる今年のジャパンカップは「実績馬ＶＳ好調馬」の構図となりそうです。

＜実績馬＞
マカヒキ、レイデオロ、ワグネリアンの３頭はダービー馬ということで実績十分。しばらく勝ち星からは遠ざかっていますが、真の実力が発揮されれば、久しぶりの勝利がビッグタイトルということになります。
一昨年のジャパンカップ覇者のシュヴァルグランも出走。今年は海外を渡り歩いており、状態面がポイントとなりそうです。
左回りの東京が得意のスワーヴリチャードも復権を虎視眈々と狙います。オーナーの（株）ＮＩＣＫＳ様からは「調教師の先生からは今年１番の出来だと聞いておりますので、今回は楽しみにしております」とコメントをいただきました。

＜好調馬＞
紅一点のカレンブーケドールは秋華賞２着馬。あと一歩届かなかったＧIのタイトルを牡牝混合のジャパンカップで狙います。
天皇賞(秋)で４着と好走のユーキャンスマイルは岩田騎手とのコンビで臨みます。天皇賞の上位３頭が出走しないジャパンカップとあれば、順番的にこの馬の戴冠も納得でしょうか。
前哨戦のアルゼンチン共和国杯優勝のムイトオブリガード、同２着のタイセイトレイルも揃って出走。タイセイトレイルのオーナー、田中成奉様からは「今回はジャパンカップだけに、実績のある強豪馬ばかりですがその中でどれだけ力を発揮できるか楽しみにしております」と意気込みを語っていただきました。

ルックトゥワイス、ダイワキャグニーと言った東京巧者に加えて、ダンビュライト、エタリオウなどＧI常連組もおり、まさに群雄割拠のジャパンカップ。人気が割れれば、思わぬ高配当も期待できるかもしれません。是非、馬券を購入して、応援していただければと思います！

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