きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2019.10.12 桜と樫の女王不在の秋華賞の行方は！？

ようこそいらっしゃいませ。

台風が日本列島に迫っており、土曜日・日曜日の東京競馬中止が発表されました。ご来場を予定されていた方はご注意下さい。また京都競馬の開催については、ＪＲＡのホームページをご確認下さい。

先週より秋の東京・京都・新潟競馬が始まりました。開幕となった東京では、当協会会員の(株)ダノックス様が、毎日王冠（ＧII）で勝利。「スタート悪く、最後方からレースになりましたが、４コーナーから手応え良く直線鋭く差し切りました。次に向かって進みます」と次走、マイルチャンピオンシップ（ＧI）に向けたコメントをいただきました。

さて、今週は牝馬３冠最終戦・秋華賞（ＧI）です。秋華賞出走メンバーを見ると、春の桜（桜花賞）と樫（オークス）を制したグランアレグリアとラヴズオンリーユーの名は無く、最後の秋華賞の座を巡る争いとなりそうです。
優勝候補筆頭は、毎日王冠制覇で勢いに乗る(株)ダノックス様のダノンファンタジーでしょう。メンバー中唯一のＧIホースで、前走ローズステークスをレコードタイムで制しております。「前走ＧIIは着差以上に、強い勝ち方で秋華賞を頭に入れたレース展開をしての圧勝。馬場が気になりますが、克服して２度目のＧIを狙います」とオーナーも２度目の戴冠を願っておられました。
ライバルも有力馬が多数。春の桜花賞、オークスでダノンファンタジーに先着しているクロノジェネシスのオーナー、(有)サンデーレーシング様は「オークス以来の出走となりますが、体が大きくなり良い状態で出走できそうです。ＧI初制覇を期待します」と悲願の初ＧI制覇を願っていました。
また３連勝で挑むサトノダムゼルについて「３連勝で臨む一戦ですが、これまでと相手も違います。一線級の相手とどこまで戦えるかが鍵です。馬自体は強くなってきましたし、道悪は２回経験していますので、期待はしています。」とオーナーの(株)サトミホースカンパニーよりお話いただきました。

馬場状態も鍵を握る一戦となりそうな今年の秋華賞。どの馬に勝利の女神は微笑むのでしょうか。

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