きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2019.10.3

歌人“京雅”さんからの和歌(沓冠) スプリンターズステークス

10月3日は、北村 友一 騎手、丸山 元気 騎手、和田 正一郎 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
いよいよ、待ちに待った秋のGIシリーズが開幕しました。開幕戦となったスプリンターズステークス(GI)は人気馬たちの激しい上位争いとなりました。覆面歌人の京雅さんからは、そのスプリンターズステークスの和歌が届きました。是非、隠れたメッセージを読み解いてください。(メッセージの答えは最後に)

スプリンターズステークス 京雅

騎乗馬が
猛追凄い
力出せ
良く伸び万全
苦闘後、次へ

隠れたメッセージは「きもちよく がいせんへ → 気持ちよく 凱旋へ」です。
騎()乗馬が(
猛()追凄い(
力()出せ(
良()く伸び万全(
苦()闘後、次へ(


<京雅さんの和歌【沓冠】の解説>
中山競馬場にGIが戻ってまいりました。やはりGIは独特の雰囲気で、良い緊張感と競馬の醍醐味が味わえますね。
秋のGI開幕戦・スプリンターズステークス優勝は2番人気タワーオブロンドンで、ゴドルフィンブルーの勝負服は昨年のファインニードルに引き続き連覇となりました。
タワーオブロンドンは鞍上C.ルメール騎手に導かれて後方待機。ライバルの1番人気ダノンスマッシュをマークする位置で道中進めます。3コーナーからタワーオブロンドンはダノンスマッシュの外を回り進路を確保。逃げた3番人気モズスーパーフレアは楽な手ごたえですが、ルメール騎手の檄に応えて、力を出し切り猛追。馬場の真ん中を気持ちよく伸び、中山競馬場310mの直線最後で、モズスーパーフレアを捕え、ゴドルフィンブルーを連覇に導き、サマースプリント王者の底力を見せました。


レース後、ルメール騎手は「GIを勝てて、ちょっと安心した。飛行機の中で良く眠れそう(笑)」とスプリンターズステークスの興奮も冷めやらぬ中、すでに次の大一番、フィエールマンと挑む凱旋門賞に目が向いておりました。
GI制覇という最高の形で海を渡り、母国での凱旋門賞の悲願成就に挑みます!


※ 【沓冠】の解説
和歌の折句の一種。意味のある10文字の語句を、各句の初め(冠)と終わり(沓)に1字ずつ詠み込んだもの。「沓」とは、体の一番下に着けるもので、「冠」とは、一番上に着けるものであることから、「沓冠」といわれる。 平安貴族の「言葉遊び」で、短歌の中に、本文とは違う言葉を忍び込ませて、和歌の表面とは違ったメッセージを密かに伝えているところが、面白いところ。

※歌人“京雅”さん
長く競馬サークルに住みついている覆面歌人。本年から、当協会ホームページで連載開始。渾身の一首をお届けするので皆さんも、是非、謎解きに挑戦してください。