きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

東西で豪華GII競走

9月21日は、木幡 育也 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
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今週は中山競馬場で、天皇賞(秋)の前哨戦・オールカマーが、阪神競馬場で、菊花賞トライアル・神戸新聞杯が行われます。どちらの競走にも本番で人気となりそうな馬が出走し、60回を超える伝統的な重賞に相応しい豪華なGII競走となりそうです。

オールカマーは前年のこのレースを制した勢いで、天皇賞(秋)も優勝した2年前のダービー馬レイデオロが出走します。今年の春は海外遠征の影響もあったのか、本来の力を発揮できずにいますが、昨秋の活躍から、この時期の競馬が合っているのかもしれません。
香港で初のGI制覇となった中山巧者のウインブライトや七夕賞で菊沢一樹騎手に初の重賞タイトルをプレゼントしたミッキースワローも虎視眈々と優勝を狙います。ミッキースワローのオーナー野田みづき様は「前走GIII七夕賞は、稍重の馬場で大外を回って差し切りました。力を付けているが今回GIIで強い馬もいて3番人気くらいでしょうか。騎手は自信があるようで、その自信が本物であれば・・・楽しみにしています」とコメントされており、強敵相手にも騎手は自身があるようです。

神戸新聞杯には日本ダービー3着のヴェロックス、日本ダービーで1番人気だった良血馬サートゥルナーリア(菊花賞でなく別路線を目指す模様)、日本ダービー前哨戦の京都新聞杯でダービー馬ロジャーバローズに勝利しているレッドジェニアルなどが出走を予定しています。3頭とも賞金は充分ですので、菊花賞を見据えたレースをしてくるでしょう。レッドジェニアルのオーナー(株)東京ホースレーシング様からは「春先は精神的に幼い部分がありましたが、夏を越して心身共に成長しました。秋初戦を無事に迎えられ一安心です。最大の目標は菊花賞ですので、大レースに繋がる走りを期待しています」とコメントをいただきました。

GIに向けた前哨戦・トライアル競走も佳境に入ってまいりました。夏に使いつつ力を付けた馬が強いのか、しっかり英気を養った実力馬が力の違いを見せつけるのか、その結果を、是非、皆さまの目で見届けてください。

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