きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2歳馬戦ピックアップ vol.7

ようこそいらっしゃいませ。

今週も土曜日は「2歳馬戦ピックアップ」のコーナーをお届けいたします。今週は、2歳世代初の重賞、函館2歳ステークスが行われます。こちらも後ほど、ピックアップしていきます。
まず、先週の新馬戦を振り返りましょう。

7月13日(土)の福島第6レース、牝馬限定の新馬戦はマジックキャッスルが優勝。直線入り口で並びかけると、ムチを入れることなくグングン加速し、4馬身つける快勝でした。今回は1200mでしたが、距離が伸びてどのような走りを見せるかにも注目です。

7月14日(日)の函館第5レースには、新種牡馬ゴールドシップ産駒のサトノゴールドが登場し、見事、新馬勝ちをおさめました。2番人気プントファイヤーとの追い比べを制した勝負根性は父譲りのものを感じました。

さて、冒頭で触れたように今週は、この世代初の重賞、函館2歳ステークスが行われます。新種牡馬では、キズナ、エピファネイア、カレンブラックヒルの子どもたちが産駒初の重賞にチャレンジします。
6月2日(日)の阪神第5レースの新馬戦を制して、ここに臨むタイセイビジョンのオーナー、田中成奉様からは「函館のコースは初めてですが、力は通用すると思いますので、楽しみにしております」とコメントをいただきました。

世代初の重賞タイトルを手にして、暮れのGIやクラシックに向け、まずは一歩抜け出すのはどの馬か、注目が集まります。
また新馬戦では、2017年のマイルチャンピオンシップ優勝馬、ペルシアンナイトの半妹エレガントチャームや、2014年の桜花賞馬、ハープスターの半妹ゴールドティアも出走を予定しています。

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