きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.11.9

ようこそいらっしゃいませ。

あす門別競馬場で交流G3北海道2歳宥俊が行われます。今年で38回目を迎える伝統あるレースですが、道営デビューの馬たちの中央や南関東移籍への登龍門、そんな印象が強いレースです。

06年の2着馬アンパサンドは川崎に転厩して、翌春の東京ダービーでフリオーソを破って優勝しています。88年に勝ったのは先日亡くなったドクタースパートでした。彼はここをステップに中央転籍し翌年の皐月賞を制します。ホッカイドウ競馬の輝ける英雄でした。

ことし注目しているのはベルモントレーサーという馬です。父スパイキュール、母父アジュディケーティングの配合でもう折り紙付きのダート血統が流れています。美浦の鈴木伸尋厩舎所属で道営デビューではありませんが、あえてダートに照準を絞った配合に時代の流れを感じます。

時代の流れというのは、地方競馬が衰退する一方で、交流競走が日本競馬の太い柱として確立されてきたことです。ベルモントレーサーはベルモントファームのオーナーブリーダーホースですが、生産者にも馬主にも交流が励みになっているのでしょうね。

クラシックも競馬なら交流も競馬です。交流競走を勝つために生まれてきたような馬、ベルモントレーサーの走りに注目したいと思います。