きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

有力馬激突!安田記念

ようこそいらっしゃいませ。

日本ダービーが終わり、競馬サークルは一区切りとなりました。番組上では今週から夏競馬がスタートし、新馬戦も5鞍予定されています。
日曜日の東京5レースには、2年前の日本ダービー馬レイデオロの半弟アブソルティスモが、同じく日曜日の東京6レースには重賞4勝のアイムユアーズの子モーベットが出走を予定しております。

日曜日の東京11レースは安田記念が行われます。注目はアーモンドアイとダノンプレミアムの激突でしょうか。
アーモンドアイは昨年の牝馬クラシック3冠を達成し、その後、古馬と初対戦となったジャパンカップも驚愕のレコードタイムで優勝。さらに、今年の3月にはドバイターフで、海外の強豪も打ち破りました。
一方、ダノンプレミアムは昨年の日本ダービー後は馬の立て直しに専念。じっくりと休養し、馬の体調を第一に調整され、今年3月の金鯱賞で戦線に復帰。金鯱賞ではG1馬リスグラシューを下し、続くマイラーズカップでは久しぶりのマイル戦も難なく快勝しました。
ダノンプレミアムのオーナーは先週のダービーでクビ差の2着に泣いた(株)ダノックス様。オークスではダノンファンタジーも惜敗しており、この安田記念はなんとしても手に入れたいタイトル。「前走、マイラーズカップGIIは2番手で我慢してリズムよく走り全く危なげなく完勝しました。今回は相手も強く最大の力を発揮して好勝負をして欲しいと思います」と意気込みをお話しいただきました。

2頭以外にもアエロリット、ケイアイノーテック、サングレーザー、ステルヴィオ、ペルシアンナイト、モズアスコットと6頭のGI ホースがスタンバイ。フィアーノロマーノ、ロジクライ、ロードクエストといった重賞タイトルホルダーも虎視眈々と戴冠を狙います。

安田記念史上最高の出走メンバーとも言われる今年の安田記念。東京競馬場連続G1の締めくくりに相応しい一戦が期待されます。

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