きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2歳馬戦ピックアップ vol.3

6月29日は、藤原英昭 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週も「2歳馬戦ピックアップ」のコーナーをお届けいたします。早速、先週の2歳馬戦をおさらいしてみましょう。

6月22日(土)の東京第5レースには、先週のこのコーナーでも取り上げたブルトガングが優勝。道中は最内を回り、直線では馬場の中程まで持ち出してエンジン全開に。一頭だけラスト3ハロン33秒台の脚を使っての勝利でした。

6月23日(日)の阪神第5レースではレッドベルジュールが優勝。人気こそシルヴェリオに譲りましたが、2番手から抜け出す競馬で新馬勝ちを納めました。管理する藤原英昭調教師は「もっとよくなる期待馬」とコメントを残していたようで、今後にも注目が集まります。

さて、今週から舞台が移り変わり、福島と中京の夏の開催がスタートします。9つの新馬戦、3つの新馬戦が組まれており、2歳戦のレース数も増えてきた印象です。

6月29日(土)の中京第5レースに注目の良血馬が出走します。父ディープインパクト、母アパパネと日本の競馬史に残る名馬が掛け合わされ生まれたラインベックです。今週の調教は芝コースの3頭併わせでやや遅れましたが、1週前にはしっかりと時計を出しています。同じレースにはオークス馬・ミッキークイーンを近親に持つアージオンなども出走を予定しており、注目度が高い新馬戦となりそうです。

6月30日(日)の福島第5レースには、桜花賞2着でクラシック戦線でも活躍したエフティマイアを母に持つエフティクルークが出走します。母が達成できなかったクラシックの夢を息子が背負い、新馬戦に登場します。

週末は競馬場によっては雨模様。馬場への適性も問われる新馬戦になりそうです。

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