きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2019.6.9 秋へとつながる攻防

6月9日は、北沢伸也騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます！
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は東京競馬場でエプソムカップ、阪神競馬場でマーメイドステークスが行われます。エプソムカップに出走を予定していたソウルスターリングが左前肢跛行のため出走を回避。7月のクイーンステークスへ向けて再度調整されることとなり、今年のエプソムカップは13頭で競われることとなりました。

エプソムカップで思い出すのは2013年のレースです。勝ったのは4番人気のクラレントでしたが、2着に入ったのが後方から上がり最速の脚を繰り出したジャスタウェイでした。ジャスタウェイは、米国で行われるベルモントステークス出走馬マスターフェンサーの父でもあり、現役時代は国内では天皇賞(秋)に安田記念を制覇し、ジャパンカップ2着、海外ではドバイデューティフリーを勝った馬でした。種牡馬としても皐月賞2着、ダービー3着のヴェロックスに、ホープフルステークス2着のアドマイヤジャスタを送り出してる名馬です。
しかし、2013年エプソムカップ出走時は3番人気。しかも、3歳時の毎日王冠2着の成績をかわれてのものでした。

レースで2着を確保したジャスタウェイは、その後、関屋記念2着、毎日王冠2着とつづき、天皇賞(秋)でジェンティルドンナを4馬身ちぎって優勝。ジャスタウェイは名馬への道へと歩んでいきました。

今年のエプソムカップは前日オッズでソーグリッタリングが4.4倍、ミッキースワローが4.5倍、プロディガルサンが5.2倍、ダノンキングダムが8.2倍、レイエンダが8.5倍と上位人気を形成しています。秋へとつながる白熱の攻防を期待します。

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