きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

未知の距離への挑戦、オークス

ようこそいらっしゃいませ。

先週はヴィクトリアマイルが行われ、D.レーン騎手の見事な手綱さばきと、驚愕のレコード決着に競馬ファンが驚いた週末でした。
今週は牝馬クラシックの第2戦、優駿牝馬・オークスが行われます。4月の桜花賞から800mの距離延長となる2400mで行われるオークス。競馬番組の兼ね合いからオークスに出走してくる馬でも2400mを経験した馬の出走は少なく、今年は出走予定18頭、すべての馬が2400mは未経験で、まさに未知の距離への挑戦となります。
桜花賞組が優位とみるか、トライアル組が適正で勝るとみるか、はたまた別路線からの新勢力に期待するか・・・競馬ファンにとても難解なレースとなりそうです。
このレースには当協会からも注目馬が出走します。

ダノンファンタジー号
馬主:(株)ダノックス 様
桜花賞は1番人気も4着に惜敗。オークスで巻き返しを誓う
コメント「前走はこの馬として勝負をかけましたが、相手が強かったです。今回、前走の結果や距離で人気を落としていますが2歳チャンピオンの実力に期待したいです。」

クロノジェネシス号
馬主:(有)サンデーレーシング 様
桜花賞は直線で窮屈となった。抜け出してからの脚は秀逸で、広い東京コースで優勝を狙う
コメント「桜花賞3着の後、ノーザンファームしがらきに短期放牧に出て、リフレッシュして帰厩しました。その後も順調に調整され、良い状態で出走できそうです。G1初制覇を期待します。」

ラヴズオンリーユー号
馬主:DMMドリームクラブ(株) 様
忘れな草賞を制して無傷の3連勝。“別路線組”として実力馬たちに挑む
コメント「初めての重賞挑戦がGⅠ・オークスということで期待半分、不安半分というところですが、強い馬たちを相手に好走してくれることを願っております」

未知の距離を制して、3歳牝馬の頂点に立つのはどの馬か。世代の牝馬ナンバー1を目指して、18頭が出走します。

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