きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

令和の始まりを告げるGI・NHKマイルカップ

5月4日は、平沢健治 騎手、尾形和幸 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

平成の締めくくりとなったGI・天皇賞(春)では昨年の菊花賞馬・フィエールマンが人気応えて見事優勝。鞍上のルメール騎手は「フランス(凱旋門賞)でもチャンスがある」とのコメントも残しており、日本馬初の凱旋門賞制覇が現実となる日も近いかもしれません。
そのルメール騎手ですが、平成最後の開催日となった4月29日の新潟競馬でJRA通算1000勝を達成。天皇賞(春)制覇で八大競走を制覇した翌日にも、大記録を達成しました。

さて、令和に入り最初の開催となる土日の競馬ですが、土曜日は西からのダービー登竜門・京都新聞杯、日曜日は3歳マイル王決定戦・NHKマイルカップが行われます。

NHKマイルカップは、「3強対決」との見方も多いようです。

グランアレグリア:2歳女王で前評判の高かったダノンファンタジーとの対戦となった桜花賞では、3か月半の休み明けも物ともせず、レースレコードで圧勝。
アドマイヤマーズ:2歳時にグランアレグリアを朝日杯フィーチュリティステークスで撃破し、2歳チャンピオンに輝く。皐月賞は4着だったものの得意のマイルで再度、戴冠を狙う。
ダノンチェイサー:実績面では上記、2頭にやや見劣りするものの、前走きさらぎ賞の勝ち方は圧巻。成長力でGI制覇を目指す。

ただ、3強以外にもファルコンステークスを優勝したハッピーアワーなど、重賞で活躍している馬も数多く、一筋縄ではいかない一戦となりそうです。
ハッピーアワーを管理する武幸四郎調教師は開業2年目で平地GIに初挑戦。またオーナーの髙嶋祐子様は「先生から馬の状態は良いと聞いております。強い馬が揃っておりますので、まずは無事に回ってきてくれることを祈っております」と愛馬が普段通りの力を出して無事に帰ってくることを願っていらっしゃいました。

令和最初のGI。優勝馬は後世に語り継がれることとなるでしょう。歴史の1ページをこの目で見届けましょう。

×