きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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昨日の東京メイン京王杯2歳Sを勝ったレオアクティブは、新種牡馬アドマイヤムーンの産駒でした。ムーンは函館2歳Sのファインチョイスに次ぐ重賞2勝目、勝ち上がり率も高く期待どおりの働きぶりです。

母父にサンデーサイレンスの血が入っているので、ちょっと配合相手を選ぶところがありそうですが、来シーズンは良血牝馬からのオファーが殺到しそうです。

レオアクティブの勝ち時計1分22秒1は見た目には平凡ですが、一つ前のオープン特別パラダイスSのトライアンフマーチが1分22秒0のタイムでしたから時計の早い遅いではなく、十分に賞賛に値する内容だったと思います。

父ムーンは洋芝の札幌、ドバイや香港を得意にしていました。ちょっと時計のかかる重た目の馬場が合っていたのでしょう。見た目に平凡な時計のレースで強みを発揮します。今後も馬場状態を見極めながらの馬券作戦が必要かも?

これで6戦目と使い込まれていますが、勝ち切れなかったのは、少し時計がかかる良馬場に適性がありそうなレースぶりと《抜け出すとソラを使う》父ムーン譲りの気難しさゆえ?安定して昨日のようなレースができればまだ上が望めそうです。

さて、エリザベス女王杯、幸いに良いお天気でやれそうです。悔いのない一戦になると良いですね。

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