きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

アジアの風

3月22日は、水口 優也 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

ドバイワールドCナイトの出走予定馬が発表され、日本馬も現地に到着するなど、いよいよ本番を迎えるばかりとなりました。日本馬ケイティブレイブがゲートインする1着賞金720万ドル≒8億円と世界最高を誇るドバイワールドCは、昨年の王者サンダースノーVSハーツクライ産駒のアメリカ調教馬ヨシダを筆頭とするアメリカ軍団という構図になっていますが、今年は生まれはアメリカでも韓国育ちのドルコンという馬も参戦します。昨年のコリアCで日本から遠征したロンドンタウンの2着に食い込み地元勢最先着を果たした馬です。2着といっても15馬身もちぎられており過大評価はできませんが、今季は年明けからドバイに乗り込み4戦1-0-2-1と予想以上の健闘をしてきました。前走はスーパーサタデーの呼び物G1アルマクトゥームチャレンジラウンド3でしたが、2着だったサンダースノーにクビ差と驚くべき粘走を見せています。力をつけているのは間違いがなく、メイダンの馬場がよほど合うのでしょうね。

「アジアからの旋風」はこれにとどまらず香港馬も複数頭が参戦の予定です。先日発表されたロンジン社のワールド・ベスト・レースホース・ランキングで、31連勝中の女傑ウィンクスやダートチャンピオンのシティオブライトと並んで、世界No.1レーティングを香港調教馬のビューティージェネレーションが獲得していますが、他にも香港勢が大挙してランクインしています。レベルの向上ぶりが手に取るように伝わります。ビューティージェネレーションは今回は国内専念ということのようですが、6月の安田記念への参戦プランが浮上しており、世界最強マイラーの駿速がこの目で見られるかもしれません。

アルクォーツスプリントにはオーストラリアへ移籍したブレイブスマッシュも出走します。アーモンドアイやレイデオロを擁する日の丸軍団ともども、今年のメイダンにはアジアの風が吹きまくりそうで楽しみが膨らみます。

×