きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

春を告げる中山・阪神開催の開幕

2月23日は、横山 典弘 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

先週は今年最初のG1フェブラリーステークスに藤田菜七子騎手が騎乗ということで、東京競馬場は午前中から盛り上がりを見せ、スタンド内の指定席売り場には長蛇の列も見られました。入場者数は6万1千人を超え、対前年121.8%を記録しました。藤田菜七子騎手とコパノキッキングのコンビは次走を大井の地方交流競走・東京スプリントとしたそうです。初の女性騎手G1制覇はお預けとなりましたが、今度は大井で多くのファンを惹きつけることでしょう。

さて、今週から春の中山・阪神競馬の開幕です。春の開催は桜の訪れと散り際を眺めながら競馬観戦ができる素敵な時期です。当協会のホームページでも毎年恒例の桜だよりの更新を開始いたしました。
その開幕を告げるのは伝統の中山記念。オールドファンにはサイレンススズカやローエングリンの優勝が思い出されるかもしれません。近年はG1に昇格した大阪杯やドバイの前哨戦として有力馬が多数出走してきます。
今年の注目はスワーヴリチャード、ラッキーライラック、ステルヴィオ、エポカドーロ、ディアドラのG1馬5頭でしょう。
スワーヴリチャードは、昨年は金鯱賞→大阪杯のローテーションでG1を制覇しましたが、今年は中山記念→ドバイのローテーションで世界制覇に挑戦する予定。オーナーの(株)NICKS様からは「昨年の秋から比べると明らかに馬の出来が良くなっており、大阪杯を制した昨年の春頃に戻っているのではないでしょうか?良いレースをしてドバイに向かえればと思っております。」とのコメントをいただきました。

阪神競馬場では高松宮記念前哨戦の阪急杯が行われ、こちらも目が離せない一戦。東西とも今週の重賞を制した馬が本番の有力候補となるのは間違いないないでしょう。

×