きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2019.1.18 地方競馬が熱い！

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昨年暮れの地方競馬の大一番・東京大賞典は、売り上げ最高記録を更新し、連れて1日の大井競馬場の売り上げ高も過去最高となりました。この勢いは止まらず先日の船橋で行われた砂上の短距離電撃戦・船橋記念でも売り上げレースレコードを樹立したそうです。運営関係者の地道な努力が実ったものでしょうが、スターホースたちが期待に応える渾身の走りを見せてくれているのも大きいと思います。

昨年は古馬を撃破したルヴァンスレーヴや東京大賞典を力強く差し切ったオメガパフュームを筆頭に3歳馬の獅子奮迅の闘いぶりがファンを感動させました。やはり地方競馬には地方競馬ならではの良さが潜んでいるようです。砂が深く重い地方の馬場では、直線の叩き合いはハロン13秒台かかることも普通です。スマートさとはほど遠いのですが、泥臭くても力を振り絞ってゴールに向かう姿には、中央競馬とは異質の素晴らしい感動が込められています。どんなスタイリッシュなスマートさも、一生懸命さが伝わるファイトには勝てないものです。

そういう真摯な姿勢にファンが集まり、売り上げが伸びるのも当然のことでしょう。各地でスターホースたちが自らの使命を理解しているように勝ち上がっていくのを見るのは気持ちの良いものです。強い馬が勝つとは限らないのが競馬ですが、ファンの熱い気持ちを大切にして楽しめるレースを見せてほしいものです。

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