きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

カンパニー死去

1月13日は、池江 泰寿 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

2009年に天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップを制覇したカンパニーが、種牡馬生活を送っていた熊本県の本田土寿牧場で昨年12月29日に亡くなっていたことが報じられました。
カンパニーは、重賞レースをいくどとなく制覇するもG1では掲示板まで。G2以下でのレースではあれほどの強さを発揮するのに大一番ではどうしてなんだと、そんな想いを抱かせつづけた馬でした。しかし、年を重ねても堅実に結果を残し長く現役生活をつづけ、8歳秋に天皇賞(秋)でG1初制覇。引退レースとなったマイルチャンピオンシップでも若い4歳勢を1馬身以上振り切り1番人気に応えてG1連勝と、花道を飾りました。現役時代は重賞9勝。8歳での平地G1制覇は史上最高齢で、JRA賞の特別賞を受賞しました。

カンパニーは父ミラクルアドマイヤ、母父ノーザンテースト、母ブリリアントベリーで、母ブリリアントベリーはカンパニーの他、ニューベリー(父フジキセキ)、レニングラード(父トニービン)、ヒストリカル(父ディープインパクト)の重賞馬を産んでいます。引退後種牡馬入りし、産駒のウインテンダネスが昨年目黒記念を優勝しています。死因は腹内腫瘍による腎不全だったようです。17歳でした。ご冥福をお祈りします。

日曜は京都競馬場で日経新春杯、明日月曜は中山競馬場で京成杯が行われます。日経新春杯にはそのカンパニー産駒ウインテンダネスが出走します。京成杯は春のクラシックへ向けて、期待の3歳馬が登場。どうぞ今日、明日も競馬開催をお楽しみください。

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