きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

3日間開催は東西で3重賞!

1月12日は、幸 英明 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

2019年の競馬も東西金杯から口火を切りました。東の中山金杯(GIII)は中山巧者のウインブライトが斤量58キロを苦にせず優勝。西の京都金杯(GIII)は明け4歳馬となったパクスアメリカーナが1番人気に応えて優勝しました。
今週は3日間開催。中山では土曜日に3歳牝馬の戦いフェアリーステークス(GIII)が、祝日の月曜日には京成杯(GIII)が行われます。

フェアリーステークスは春のクラシック第1戦桜花賞(GI)を目指す馬たちが出走。関西馬も何頭か出走しますが、近年の実績では関東馬有利ですので、今年も関東馬に期待したいところです。
当協会からは5頭が出走を予定しておりますが、血統面からは吉野英子オーナーのエフティイーリスが注目でしょうか。母エフティマイアは2歳時に3連勝で新潟2歳ステークス(GIII)を制し、3歳時はクラシックに挑戦。桜花賞では15番人気の低評価を覆し、2着に入線。戴冠を夢みて、挑んだオークス(GI)でも13番人気に発奮し、優勝馬トールポピーにアタマ差に迫る2着とわずかの差に涙しました。秋の秋華賞(GI)でも健闘をしましたが5着と、クラシック制覇は娘に持ち越されました。
エフティイーリスはそんな母の思いも背負っての出走。吉野オーナーも「次のレースに向けて結果を残してくれることを願い応援しております。母馬のエフティマイア号よりいい結果を出してくれることを期待しています。」と、エフティマイアで果たせなかったクラシック制覇を娘のエフティイーリスに託しました。

月曜日の京成杯には、当協会から2頭がエントリー。そのうちの1頭、(株)ダノックスオーナーのダノンラスターは「前走は、出遅れ気味で直線馬混みを抜ける時にステッキを落とした」とのこと。今回は不利なく立ち回り、重賞制覇となるか注目です。

日曜日の京都競馬場では、日経新春杯(GII)も行われます。3連休は競馬場に足を運んでいただき、競馬三昧の週末にしていただければと思います。

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