きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

香港での活躍を願って

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先週末は中京競馬場で、ダート王者決定戦チャンピオンズカップが行われ、3歳馬ルヴァンスレーヴが優勝しました。今秋のGI競走では外国人ジョッキーの活躍が目立つ中、やや目立たない存在となっていたM.デムーロ騎手がようやくお立ち台に。ライバルのルメール騎手からは「(ルヴァンスレーヴは)ダートのアーモンドアイ」と表現するほど、圧倒的な力で古馬・ライバル勢を退けました。オーナーの(株)G1レーシング様は「応援していただいた皆様の人気に応えることができて安心しました。レース後も馬は元気で状態も良好です。また来年も活躍してくれることを願っています」と、人気に応えた同馬を讃えるコメントをいただきました。

さて、今週も競馬は盛りだくさん。日本では、阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)、カペラステータス(GIII)、中日新聞杯(GIII)と3つの重賞が行われ、海を跨いだ香港では香港国際競走の4レース(いずれもGI)が行われます。
香港国際競走には日本から下記の馬が出走を予定しています。

香港ヴァーズ:リスグラシュー、クロコスミア
香港スプリント:ファインニードル
香港マイル:ペルシアンナイト、モズアスコット、ヴィブロス
香港カップ:サングレーザー、ディアドラ、ステファノス

香港国際競走において、中山馬主協会所属のオーナーは相性が良く、過去にもモーリス(香港カップ、香港マイル優勝)、ロードカナロア(香港スプリント連覇)、サトノクラウン(香港ヴァーズ優勝)、エイシンプレストン(香港マイル優勝)などが香港国際競走で多数の優勝をおさめています。
今回、中山馬主協会からはルヴァンスレーヴでGI優勝された(株)G1レーシング様のペルシアンナイト、サングレーザーがスタンバイ。ペルシアンナイトについては「マイルでの実績は十分なので、海外勢に引けをとらない能力を発揮してくれることを期待します」、またサングレーザーは「前走同様の走りを見せてくれれば、結果を出してくれるかと思います」と海外初制覇を期待する言葉をいただきました。

中山、阪神、中京の3重賞に加えて香港国際競走と、競馬ファンの楽しみな週末が開幕します。

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