きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

牝馬クラシック最終章

10月14日は、西田 雄一郎 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は京都競馬場で牝馬クラシック最終章の秋華賞が行われます。2017年暮れの阪神ジュベナイルフィリーズから始まった同世代による牝馬G1戦線クライマックスとなります。
振り返ると、今年の世代はオルフェーヴルにロードカナロアの初年度産駒として注目を集めてきた世代でした。当初、デビュー戦レコードVに重賞タイトルを手にして派手さが目立つオルフェーヴル産駒に対して、ロードカナロア産駒は高い勝ち上がり率で話題となっていました。2017年暮れの阪神ジュベナイルフィリーズではラッキーライラックが優勝。ロードカナロア産駒は朝日杯フューチュリティステークスでステルヴィオの2着が最高と、G1の大舞台で底力を示すのはオルフェーヴル産駒、そんな印象もありました。

年が開けて2018年。形成を逆転させた牝馬が登場します。シンザン記念を優勝したロードカナロア産駒のアーモンドアイが、桜花賞で2歳女王を1馬身3/4ちぎって優勝。オークスでも2着以下を2馬身以上離して二冠を達成し、ロードカナロア産駒の可能性を一気に開花させたのでした。

そのアーモンドアイはオークスからぶっつけで秋華賞へと参戦。オークスでの勝ち方で期待もあった凱旋門賞への出走は一次登録から見送り、三冠達成に目標を定めてきました。メジロラモーヌ、スティルインラブ、アパパネ、ジェンティルドンナに次いで史上5頭目の偉業達成なるか。前日オッズではアーモンドアイが1.1倍で2番人気のラッキーライラックが10.3倍、まさに一本かぶりの人気となりました。されどレースが終わるまで何が起こるかわからないのが競馬。最後の一冠を賭けた闘いは、どんな結末が待っているのでしょうか。

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