きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2018.9.9 二冠馬への挑戦状

ようこそいらっしゃいませ。

土曜、中山競馬場では秋華賞トライアルの紫苑ステークスが行われました。
1番人気マウレア、2番人気ノームコア、3番人気サラスで迎えたレースは、最後の直線でノームコアが抜け出し完勝。2着マウレアに3馬身差をつけての勝利でした。勝ちタイムは1分58秒0で、2016年にビッシュが記録した1分59秒7を1秒7更新するレースレコードでした。

ノームコアは父ハービンジャー、母クロノロジスト、母父クロフネの血統になります。春はフラワーカップにフローラステークスといずれも3着に終わりクラシック未出走でしたが、夏を越して成長を遂げ、見事勝利でクラシック最後の一冠への出走権を手にしました。今年の牝馬戦線はアーモンドアイが桜花賞、オークスと制覇。2012年のジェンティルドンナ以来となる牝馬三冠を目指して、秋華賞へ直行する予定となっています。春クラシック未出走のノームコアとは初激突。最後の一冠を巡っての激突が楽しみになってきました。

日曜は中山競馬場で京成杯オータムハンデキャップ、阪神競馬場でセントウルステークスが行われます。京成杯オータムハンデキャップはサマーマイルシリーズ最終戦、セントウルステークスはサマースプリントシリーズ最終戦で優勝者にはスプリンターズステークスへの優先出走権が与えられます。セントウルステークスには春のスプリント王ファインニードルが出走します。秋Ｇ1戦線へ向けての前哨戦。どうぞお楽しみください。

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