きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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ジャパンCの枠順が確定しました。凱旋門賞1、2着コンビのデインドリームは13番、シャレータは14番で仲良く7枠に収まりました。先行タイプのシャレータにはちょっと辛いかもしれません。同じフランス勢のサラリンクスは6枠9番、内で脚を溜めて直線スパートが勝ちパターンの馬ですから、これもポジション取りに苦労しそうですね。

天皇賞秋のシルポートのような逃げ馬が見当たりません。けっこうスローに流れて直線入り口では団子状態?そこからどの馬が抜けてくるのか、スリリングな勝負が展開されることになるのでしょうか。

デインドリームの瞬発力には一目を置かざるを得ないですが、ブエナビスタの自在性と経験も生きてきそうです。ペルーサは良い脚を長く使えます。ただ前を行く馬も簡単にはバテません。直線の追い比べはジョッキーの腕比べになるのでしょうね。

ペルーサといえば藤沢和雄厩舎は今週13レースに13頭が出走。管理馬房の約半数にあたる大挙しての出陣になります。晴れの日を盛り上げようという心意気なのでしょうね。

全馬にエース横山典弘騎手が跨がります。外国人騎手を積極的に起用する先駆者だった藤沢先生が、こういう日にこういう布陣を敷くことに重みを感じます。まぁ、外国人騎手偏重に対する警鐘というようなことより、それだけ横山騎手が乗れているということなのでしょうが。藤沢=横山ライン乾坤一擲のヤマトダマシイを見せてください。

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