きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

最終決戦前夜

3月8日は、加藤 祥太 騎手、嶋田 純次 騎手、の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週のドバイ・メイダン競馬場では、3月31日に迫った最終決戦ドバイワールドCデーへ豪華メンバーのスーパーサタデーが行われますが、世界各地でもメイダンに向けた前哨戦が繰り広げられています。フランスでは、シャンティイのAW1900mの一般レース・ダルシャーン賞で、BCターフでハイランドリールを破っているタリスマニックが、凱旋門賞2着のクロスオブスターズを1馬身半封じて、ドバイワールドCへ名乗りを上げました。強力なアメリカ勢を迎え撃つゴドルフィンのエース格です。一方のクロスは同じゴドルフィンの芝ランナー主将格としてシーマクラシックへ進み、レイデオロなど日本勢の強敵となります。

シャンティイのAW(ポリトラック)レースはフランス馬が好んで臨む前哨戦として存在感を示しています。3年前に近年の最強マイラー・ソロウがモンジュー賞を叩いてドバイターフを圧勝、同じ年にダルニヤがダルシャーン賞からシーマクラシックを連勝、6年前には古豪シリュスデゼーグルもシャンティイからシーマクラシックを制しています。時期的に本番前の試走としてはピッタリなのでしょうか?未格付けの一般OPレースといえども侮れません。日本でいうとワールドC王者に君臨したヴィクトワールピサを筆頭に、数多のドバイチャンピオンを輩出している中山記念に似たイメージなのでしょうか。

今年の日の丸軍団は、ドバイターフが大挙5頭、シーマクラシックとゴドルフィンマイルが各3頭、ゴールデンシャヒーンとUAEダービーが各2頭、ワールドCが1頭で計16頭が現時点で招待受諾しています。今回の出馬ラッシュが、日本中を感動の渦に巻き込んだ平昌オリンピックに続くメダルラッシュとなるか?期待に胸を膨らましてゲートインを待ちたいと思います。

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