きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

王者完勝

3月5日は、安田 隆行 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜中山競馬場で行われた皐月賞トライアルの弥生賞は、ダノンプレミアムの圧勝で終わりました。
東スポ杯2歳ステークスのワグネリアンに、無敗のオブセッション、ホープフルステークス2着のジャンダルムと、少頭数ながらも本番さながらのメンバーが集まる中、ダノンプレミアムは単勝1.8倍。2歳王者に寄せられた期待に応える見事な走りでした。

レースを振り返ると、サンリヴァルが逃げてダノンプレミアムは2番手追走。1000m通過61秒5のスローな流れを折り合い、4コーナーでは馬場内側ガラ空きの外を回して、それでも片ムチを入れた程度で先頭に立ち、あとは持ったまま。ワグネリアンにジャンダルムの追撃も寄せ付けずの完勝でした。
課題であった距離もクリアーし、ライバル撃破でクラシックはダノンプレミアム一強、そんな声も聞こえてきます。

ホープフルステークス覇者のタイムフライヤーは若葉ステークスから始動予定ですし、トライアルのスプリングステークスに、クラシック馬を送り出している毎日杯もこれから控えます。ダノンプレミアムへと挑む猛者がこれから続々と始動していきます。クラシックの勢力図が徐々に塗られていき、本番への楽しみが増していきます。

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