きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

無敗馬3頭激突

3月4日は、加藤 和宏 調教師、牧田 和弥 調教師、和田 勇介 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

土曜阪神競馬場で行われたチューリップ賞は、2歳女王のラッキーライラックが完勝、今年初戦を見事勝利で飾りました。道中は先頭から3番手で折り合い、1000m通過59秒5でレースを引っ張るサヤカチャン、カレンシリエージョを見るようにして展開し、直線は持ったままで駆け上がり、追い出されてからの加速はさすが2歳女王の走りでした。2着に入ったマウレアとは2馬身差、3着にはリリーノーブルが入り、阪神ジュベナイルフィリーズ上位3頭による決着となりました。

オーシャンステークスは、単勝31.3倍のキングハートがゴール前の混戦を制して初の重賞勝利となりました。キングハートは父オレハマッテルゼ、母父マイネルラヴ、母ラブハートの血統です。父、母父いずれも短距離G1馬で、オレハマッテルゼは2006年の高松宮記念を制覇。母父マイネルラヴは1998年のスプリンターズステークスでタイキシャトルを破ったレースが記憶に残ります。高松宮記念の優先出走権を獲得。短距離の系譜をつなげることができるでしょうか。

日曜中山競馬場では弥生賞が行われます。
朝日杯フューチュリティステークス馬ダノンプレミアムに、東スポ杯2歳ステークス勝ち馬のワグネリアン、あるいは早くから注目を集めてきたオブセッションと、無敗馬3頭の激突は本番さながらにの状況です。春クラシックの勢力図を決める一戦で、中山に春一番が吹きそうです。

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