きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ドバイマンスリー始まる!

3月1日は、松山 弘平 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

3月の声を聞くと、来週10日は前哨戦クライマックスのスーパーサタデーが開催され、月末にはいよいよドバイワールドCデーが挙行されます。ドバイの地から招待状が続々と届き、遠征を決断する陣営も増えていますが、1着賞金360万ドル≒4億円のドバイターフには、日本馬が何と5頭も大挙して招待受諾したのには驚きました。一昨年の覇者リアルスティールは世界の名手フランキー・デットーリ騎手を確保したのもサプライズですね。昨年の覇者ヴィブロスは、昨年同様に中山記念を叩いての参戦、ディアドラ、クロコスミアと牝馬トライアングルを組んで世界を驚かせようと虎視眈々です。

最後に招待受諾したネオリアリズムは、既に香港ノークイーンエリザベス2世Cで海外G1奪取は経験済みの実力派。ライアン・ムーア騎手で臨みたいところですが、クールモア=エイダン・オブライエン勢も多数エントリーしており、今回は難しいかもしれません。オブライエン軍団では、出てくればG1馬ドーヴィル、1勝馬ながらG1戦線で常に好勝負しているランカスターボンバーなどが侮れない強敵になりそうです。

ヨーロッパ馬で注目を浴びているのは、ベンバトルという名門サイード・ビン・スルール厩舎の明け4歳馬です。早々とメイダン入りし、前哨戦シリーズのG3とG2を連勝して昇竜の勢いを見せています。元々がダービー、キングジョージで掲示板内に食い込んでいる素質馬で、母ナーレインはオペラ賞などのG1ホースという良血馬でもあります。本格化の時を迎えたとしたら、日本5騎衆打倒の一番手はこの馬かも?
来週以降も引き続きドバイからの風の便りをお伝えしたいと思います。

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