きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

クラシック登竜門

ようこそいらっしゃいませ。

3歳クラシック登竜門の共同通信杯に今年は12頭の若駒が集まりました。
2012年のレースではのちの皐月賞馬ゴールドシップに、ダービー馬ディープブリランテのワン・ツー決着でしたし、2014年の勝ち馬イスラボニータは皐月賞制覇、2015年はリアルスティールにドゥラメンテの激突に沸きドゥラメンテはその後二冠、2016年の勝ち馬ディーマジェスティは皐月賞で人気馬を差し置いて激走、昨年のスワーヴリチャードはクラシックで勝利こそ手にできなかったもののダービーで2着の実績を上げています。
前々から出世レースだった共同通信杯は、近年その傾向がより顕著になっています。

さて今年ですが、3歳馬世代は朝日杯フューチュリティステークスを勝ったダノンプレミアムを筆頭にオブセッション、ワグネリアン、ヘンリーバローズ、タイムフライヤーら実力馬が揃っています。状況としてはサトノダイヤモンド、マカヒキ、エアスピネル、リオンディーズら史上最強世代と謳われクラシックを盛り上げた2016年の競馬模様に近いかも? あのときは共同通信杯で6番人気から勝ち上がったディーマジェスティが、皐月賞でも下馬評を覆してクラシック一冠目を手にし、勢力図を塗り替えていきました。その蹄跡を継ぐようにぜひクラシックにつながる走りを魅せてください。

×