きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

クラシックへ向けての蹄音

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京都競馬場で行われた3歳重賞のきさらぎ賞は、4番人気のサトノフェイバーが見事逃げ切り新馬戦につづいて2連勝でクラシックの舞台に名を連ねました。道中を振り返ると、好スタートから逃げたサトノフェイバーが1000m通過1分1秒3のマイペースに持ち込み、直線では2番手につけていたグローリーヴェイズの猛追をさらにひと伸びしてハナ差振り切っての勝利でした。

サトノフェイバーは父ゼンノロブロイ、母父ディストーテッドヒューマー、母ヴィヴァシャスヴィヴィアンの血統になります。母父のディストーテッドヒューマーは、種牡馬としてケンタッキーダービー、プリークネスステークスの二冠馬ファニーサイドにブリーダーズカップ・クラシック優勝馬ドロッセルマイヤーなど多くの活躍馬を出しており、母父として昨年7連勝でドバイワールドカップを制覇し世界ランク1位の座を不動にしたアロゲート(父アンブライドルズソング)に、国内では一昨年のフェブラリーステークス馬モーニン(父ヘニーヒューズ)らがいます。
サトノフェイバーはこれで2戦2勝。クラシックへ向けて楽しみな1頭が現れました。

1番人気のダノンマジェスティは、道中かかり気味で4コーナーでも終始外へ外へと膨れてしまい9着に終わりました。クラシックへ向けて成長とともに気持ちが切り替わっていくことを期待します。

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