きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

春へとつながる中山記念

2月26日は、伊藤 工真 騎手、大江原 圭 騎手、天間 昭一 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜中山競馬場で行われた中山記念は、2番人気のウインブライトが優勝、スプリングステークス、福島記念につづいて3つ目の重賞タイトルを手にしました。レースはマルターズアポジーが後続を大きく離して逃げ、2番手にアエロリットが追走。ウインブライトは4番手で折り合い、4コーナーで隊列が凝縮したところでウインブライトが先頭射程圏内に入り、ゴール直前で馬場内で粘るマルターズアポジーを捉えての勝利となりました。

ウインブライトは父ステイゴールド、母父アドマイヤコジーン、母サマーエタニティの血統です。母ウインファビラスは阪神ジュベナイルフィリーズ2着のウインファビラスを産んでいてウインブライトはその全弟になります。3歳時にはスプリングステークスを勝ったものの、皐月賞8着、ダービー15着と結果が出せなかったものの、秋に福島記念を勝ち、今年1月の中山金杯2着、そして今回の中山記念優勝につなげました。

2着にはアエロリットが入りました。ゴール前でウインブライトが来たところでさらにもうひと伸びしましたから、牡馬顔負けのファイトぶりでした。1番人気だったペルシアンナイトは5着、ヴィブロスは8着の結果でした。とはいえ、ペルシアンナイトにしろヴィブロスにしろ、一度使ってからレース感を取り戻すタイプですし、ペルシアンナイトは富士ステークス5着からマイルチャンピオンシップ優勝、ヴィブロスも中山記念5着からドバイターフ制覇でした。休み明け実践を経たことで、次がどのように変わってくるでしょうか。

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