きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

名牝の血

2月24日は、矢野 英一 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週より2回中山のスタートです。日曜日の中山記念に始まり、弥生賞を経て4月15日の皐月賞までおよそ2ヶ月のロングラン、どうぞよろしくお願いいたします。
開幕日の土曜、9Rでは3歳500万条件戦の水仙賞が行われます。外回り芝2200m。この時期ですから、クラシックもどこか意識してのレースになります。とはいえ、歴代の勝ち馬からなかなかクラシックへと直結していった馬の登場は少ない状況です。

過去にはまだ芝路線で活路を見出そうとしていたゴールドアリュールが出走し、掲示板だけは確保したものの3歳クラシック路線での光を浴びるまでには至らず、路線を変えてから血統の系譜も含めて歴史を刻んでいった名馬もいます。今年こそクラシックに、そんな期待も寄せたくなる水仙賞です。

今年は9頭の3歳馬が出走となりました。ウオッカとフランケルの仔タニノフランケルが出走。ディープインパクト産駒のダイワギャバンと人気を二分します。タニノフランケルは名牝ウオッカの仔でデビューから2戦目で逃げ切り勝ち。前走の黄菊賞では馬群の狭いところをゴール前で突くも、届かず4着の結果でした。今年こそ水仙賞からクラシックの活躍馬登場を期待しつつ、名牝の血の躍動にも注目してみたいと思います。

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