きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

時代の終わりと始まり

12月30日は、小島 太一騎手、大竹 正博調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

29日、大井競馬場では暮れのダート総決算・東京大賞典が行われコパノリッキーがスタートから先手を奪ってそのまま逃げ切り、11個目のG1タイトルを手にし引退の花道を飾りました。サウンドトゥルーが直線で猛追するもコパノリッキーとの差はつまらずに2着まで。最後は3馬身差がついての決着でした。交流含めてG1・11勝はホッコータルマエを抜いて歴代最多となりました。

コパノリッキーはご存知Dr.コパこと小林祥晃さんの愛馬です。2014年のフェブラリーステークスで初のG1出走時は単勝272.1倍で出走馬16頭中16番人気。ジャパンカップダート馬ベルシャザールにホッコータルマエと実力馬を相手に2番手から押し切る競馬で、中央G1初制覇をプレゼントしました。以降、コパノリッキーの評価は一変。ダート界でひとつの時代を築き上げるまでになりました。

有馬記念のキタサンブラックにコパノリッキーと、2017年はスターホースが引退レースを有終の美で飾った形となりました。まもなく2017年も終わろうとしています。ひとつの時代が終わり、さて来年はどんなスターホースが現れるでしょうか。

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