きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2017.11.23 ディープ世界の頂上を睨む！

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社台SS（スタリオンステーション）の来年度種付け料が発表されています。大御所ディープインパクトは産駒の活躍もワールドワイドなら種付け料もワールドクラスのトップ級に上り詰め、1000万円アップの4000万円になるようです。現在の世界一はプライヴェート扱いで公表されておらず良く分からないのですが、クールモアのガリレオが推定4500万円とも5000万円とも噂されています。ライバルであるゴドルフィンのドバウィの公表値は3700万円、アメリカNo. 1のタピットは3300万円余り、このあたりが世界の頂上クラスですが、ディープはドバウィやタピットを超えてガリレオに迫る世界2位と言うのが現在のポジションです。

日本のソウルスターリングに続いてクラックスマンがヨーロッパでG1を制したフランケルは、供用初年度から据え置いていたのですが来季は5万ポンド値上がりして約2600万円余りと世界の頂上を追撃しています。いずれトップスリーを脅かすような存在に成長してくるのでしょうね。

今回の発表で驚いたのはロードカナロアの大躍進です。500万円と低くない評価を受けていたのですが、来季は800万円に跳ね上がります。ディープ、キングカメハメハに続き、ハーツクライと並んでトップスリー入りすることになります。今年、競馬場デビューしたばかりの新種牡馬ですが、産駒たちが次々とコンスタントに勝ち上がりフレッシュサイアーリーディングのトップを独走しています。距離がどれくらい持つのか未知数な部分も多いのですが、ポテンシャルの高さは疑いようもなく、クラシックを勝つような大物産駒が出れば、さらにその価値はブレイクします。世界の競馬シーンを牽引する社台グループのお墨付きをもらったわけですから、お相手の牝馬の質も上がるでしょうし、期待は膨らむばかりです。

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