きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

未来の女王に向けて

ようこそいらっしゃいませ。

土曜東京競馬場で行われる2歳牝馬重賞のアルテミスステークスに、今年は15頭の若駒が揃いました。

アルテミスステークスは今年で6回目となるまだ若い重賞レースとなり、関東における阪神ジュベナイルフィリーズ前哨戦になります。これまで桜花賞馬アユサンに同じく桜花賞馬レッツゴードンキ、阪神ジュベナイルフィリーズにNHKマイルカップ馬メジャーエンブレム、阪神ジュベナイルフィリーズ・桜花賞・秋華賞といずれも2着のリスグラシューを送り出していて、G3ながらも質の高いレースにもなっています。

今年は新種牡馬のオルフェーヴル産駒のラッキーライラックにロードカナロア産駒はトロワゼトワル、グランドピルエットの2頭。先週鮮やかに菊花賞を飾ったルーラーシップの産駒からはシスターフラッグ、ウラヌスチャーム。それを包囲するかのようにディープインパクト産駒はトーセンブレス、ラテュロス、ダノングレースの3頭と色とりどりの血を持つメンバー構成となりました。

今年暮れ、未来の女王へ向けて、可能性を秘めた若駒の走りに注目したいと思います。

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