きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

3歳馬の指標

11月5日は、嘉藤 貴行 騎手、丹内 祐次 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

3日連続開催の締めくくりは、東京メインのアルゼンチン共和国杯と京都メインのみやこステークスです。アルゼンチン共和国杯は、ジャパンカップあるいはその先の有馬記念を見据えたレースで、みやこステークスはダートG1のチャンピオンズカップ前哨戦になります。

アルゼンチン共和国杯の前日オッズは、スワーヴリチャードが1.9倍で1番人気、アルバートが4.6倍で2番人気、セダブリランテスが7.3倍で3番人気とここまでが10倍を切るオッズで、以下デニムアンドルビー、ソールインパクト、プレストウィックらがつづいています。3歳馬が2頭出走して、いずれも上位人気と3歳馬に注目が集まる今年のアルゼンチン共和国杯です。

スワーヴリチャードはダービー2着からの参戦です。共同通信杯の勝ち馬で、皐月賞こそ大外回っての6着だったものの、ダービーでは2着に巻き返し実力の一端を見せています。もう1頭の3歳馬セダブリランテスはこれまで3戦して3勝。ラジオNIKKEI賞からの参戦です。当初予定していた菊花賞はザ石で回避。4ヶ月ぶりの実践になります。
今年のダービー馬レイデオロは秋初戦の神戸新聞杯を勝利で飾り、ジャパンカップへと参戦を予定しています。先に天皇賞(秋)で古馬に挑戦した3歳女王ソウルスターリングは、6着でした。今年の3歳馬は古馬にとり脅威になりうるのか、それともまだ成長段階なのか。アルゼンチン共和国杯はその指標となりそうです。

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