きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ダート3頭の王者

11月4日は、栗田 博憲 調教師、佐藤 吉勝 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週の中央競馬は金、土、日の3日開催です。金曜日には京都競馬場で2歳牝馬重賞のファンタジーステークが行われ、キンシャサノキセキ産駒のベルーガが上がり33秒9の強烈な末脚でゴール前コーディエライトを差し切り、2歳女王に名乗りをあげました。

また大井競馬場ではダートの祭典「第17回JCB」が行われ、3頭の王者が誕生しました。
牝馬ダート女王を決めるJBCレディスクラシックには15頭が出走。地元・大井のララベルが、中央から参戦のプリンシアコメータと直線壮絶な叩き合いをアタマ差制して初のG1タイトルを手にしました。
ララベルはゴールドアリュール産駒で、大井での東京2歳優駿牝馬、浦和での桜花賞優勝と早くから活躍し、昨年同レースで地方馬として期待を集めるも直前で除外となり、今年見事地方所属馬初のJBCレディスクラシック制覇を成し遂げ無念を晴らした結果となりました。

ダートスプリント王を決めるJBCスプリントは、ニシケンモノノフが直線での大激戦を制して初のG1タイトル獲得となりました。JBCレディスクラシックが直線2頭の叩き合いだったならば、スプリントの方は、ニシケンモノノフ、コパノリッキー、ブルドッグボス、ネロの激突で、最後はアタマ、アタマ、クビ差で内から抜け出しての勝利でした。

ダート頂点を決めるJBCクラシックは、13頭が出走。昨年のチャンピオンズカップを優勝したサウンドトゥルーが後方追走から、直線外からケイティブレイブを1馬身差し切り一昨年の東京大賞典、昨年のチャンピオンズカップ、そしてJBCクラシックと3つの目G1タイトルとなりました。

どのレースも熱戦がつづきで盛り上がったJBCは、来年2018年は初となる中央競馬での開催となります。11月4日に京都競馬場で1日3競走を予定しており、これまで以上の盛り上がりを見せそうです。

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