きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

どうなる凱旋門賞

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日曜フランスのシャンティイ競馬場でフォワ賞が行われました。凱旋門賞へ向けて、サトノダイヤモンドとサトノノブレスが出走。本番と同じ舞台で世界デビューを果たしましたが、道中2番手追走から直線半ばで追い出しにかかるも伸びきれずに4着の結果でした。まさかの、思わぬ結果となりました。勝ったのはドイツG1のベルリン大賞馬チンギスシークレットで、2着クロスオブスターズ、3着タリスマニックの結果でした。サトノダイヤモンドは、天皇賞(春)以来の出走でしたから久々のレースだったことも影響したのでしょうか。本番へ向けての巻き返しが期待されます。

同日、韓国・ソウル競馬場ではコリアカップ(韓国G1)が行われ、日本から昨年の覇者クリソライトと先月のエルムステークスを制したロンドンタウンの2頭が出走。日本馬2頭のマッチレースとなり、最後はロンドンタウンがクリソライトを引き離して優勝。2年連続日本馬の優勝となりました。

国内では京成杯オータムハンデキャップ、産経賞セントウルステークスが行われ、サマーシリーズの全日程が終了しました。
サマーマイルシリーズの最終戦にあたる京成杯オータムハンデキャップでは、1番人気のグランシルクが優勝。第1戦の中京記念2着の5ポイントと合わせて合計15ポイントを獲得し、中京記念優勝、関屋記念2着で15ポイントを獲得してこれまで首位だったウインガニオンと並び、同点優勝となりました。

サマースプリントシリーズの最終戦、セントウルステークスは4歳馬ファインニードルが優勝。北九州記念5着で獲得した2ポイントと合わせて14ポイントとなったものの、2着にアイビスサマーダッシュ優勝馬ラインミーティアが入り、合計16ポイントでラインミーティアがサマースプリントシリーズ覇者となりました。

サマー2000シリーズは先週の新潟記念で全日程を先に終了し、七夕賞6着、小倉記念に新潟記念と2つの重賞を連覇したタツゴウゲキが合計21ポイントでチャンピオンとなりました。
サマージョッキーズシリーズ北村友一騎手がサマーシリーズ全レース合計で32ポイントを獲得し、初のシリーズ制覇となりました。

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