きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

夏を締めくくる2歳重賞

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夏競馬もいよいよオーラス、小倉2歳ステークス、新潟記念が夏競馬を締めくくります。小倉2歳ステークスは、昨年の優勝馬レーヌミノルを筆頭に以後の活躍馬を送り出している夏競馬のオーラスレースで、新潟記念はサマー2000シリーズの最終戦になります。

夏競馬の締めくくり、2歳重賞といえば、2011年までは小倉2歳ステークスと先週の新潟2歳ステークスは同日開催で行われていました。新潟で若駒がマイルで力強い走りを見せれば、そのすぐ直後の小倉で2歳馬たちが1200mを快速で駆け抜け、新世代の可能性とともに夏の終わりと秋の始まりを感じさせていました。そのせいか、まだどこか夏競馬の終わりを告げるレースというと、この2つの重賞レースを連想してしまうところがあります。

先週の新潟2歳ステークスではフロンティアにコーディエライトとダイワメジャー産駒のワンツーでした。ただ1週空いてしまうとファンの記憶は次へと移ってしまいます。いっそ土曜の札幌2歳ステークスと合わせて同一週に開催すれば、中距離、マイル、短距離と次世代の印象を強く残せるようにも思うのですがいかがでしょうか?

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