きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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JRAには年間22のG1競走が組まれています。現在、20のレースを消化したところですが、東西の勝ち鞍を比較すると関西の16勝3敗、残る1勝はイギリスのスノーフェアリーでした。

西高東低どころの話ではありません。圧倒的な格差と言っていいのでしょうね。とくに下半期は関東勢の不振が目立っていまだ未勝利です。上半期に関東が勝ったのはキンシャサノキセキ(高松宮記念)、アパパネ(ヴィクトリアマイル)、リアルインパクト(安田記念)でマイル以下の距離ばかり、チャンプオンロードとも言うべき中距離では勝てていません。

ディープインパクトが三冠を制した05年には関西が19勝、関東の1勝は安田記念のアサクサデンエンで海外勢はスプリンターズSのサイレントウィットネス、ジャパンCのアルカセットで合計2勝をあげました。三冠馬が誕生するような年は極端に流れるのでしょうか。

残るは朝日杯フューチュリティSと有馬記念、いずれも中山競馬場が舞台になります。関東馬の奮起に期待したいところですね。

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